高齢者虐待防止・身体拘束廃止に関する研修
2024.11.15
今年も、ミード社会舘の吉岡館長にお願いしました。会場は、ロングステージKOBE大石に変わりました。毎年行っている研修になります。
虐待・身体拘束の定義や最近の発生件数の推移など基本的項目はしっかりと押さえていただき、今回は「ゲストの力を引き出す」をサブテーマにして講義を進めていただきました。
その人らしい自立した生活を送るためには、生活全般を活性化していく取り組みが必要なこと。そして、この取り組みが上手くいくと(好循環になると)、「健康増進」・「活動的な生活」・「生きがいのある人生」に繋がるのだと確認しました。
ロングステージKOBE大石は、要介護度の軽いケアハウスのゲストさんも生活されておられます。先日の外出レクリエーションなどもそうですが、生活全般を活性化していくため、いろんなことをしていこうと考えています。
そのためにも、ゲストさんの視点に立つ大切さをあらためて確認しました。
○尊厳の保持
○自立支援
○ゲスト主体
○自己決定
虐待防止や身体拘束廃止には、この基本的な視点が根底になくてはなりません。日々のケア場面で、いつも意識していかなければならないと肝に銘じました。
また、講座後半では、吉岡真由美先生による(恒例の)ブックトークもあり、いろいろな書籍の紹介を交えながら、高齢者介護の今や将来についての問題意識を持ち解決していくヒントをいただきました。
吉岡舘長、吉岡真由美先生、ありがとうございました。
この講座は、プロカメラマンが撮影しており、当日勤務都合などで参加できなかった職員も視聴学習します。